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2007年03月08日

●観光農園へ行こう (MARDI)

ランカウイ島の最高峰、ラヤ山の麓に位置するMARDI農業公園を訪れた。

敷地面積25ヘクタールの広大な土地に、グアバやマンゴーなどのトロピカルフルーツなどを栽培するファームエリアと、ジャングルトレッキングやキャンプ、魚釣りを楽しめるアクティビティエリアを持つ観光農園だ。ただし、かなりマイナーな場所のようで、ここを訪れる日本人は多くない。

ジャックフルーツとぼく:クリックで拡大
顔より大きなジャックフルーツ
受付けを済ませて、観光用のクルマに乗り込みいざ出発。トラックの荷台に簡易な座席と屋根を付けただけなのでかなり暑いが、クルマが動き出すと頬を撫でる風が心地よかった。

エリアごとに植わっているフルーツが違い、それぞれに停車して説明を受ける。シーズンオフで実がなっていないものも多いが、熟れているものに関してはもいで食べてもOKだ。ドライバーが皮を剥いたり切り分けてくれるのだが、完熟にはもう少しかかりそうなものが大半で、あまり美味しくなかったのが残念だ。

それでも、見慣れたフルーツが樹になる姿を見られたのは興味深い。特に巨大なジャックフルーツは迫力満点であった。

20種類のトロピカルフルーツとの言葉に釣られて出かけてみたものの、実際に食べることができたのは6種類くらい、しかも完熟前だということで味も今ひとつであった。時間があればトレッキングなどは楽しそうだが、わざわざ出かけていくほどではないというのが正直な感想だ。
 

店名MARDI LANGKAWI AGRO TECHNOLOGY PARK
ジャンル農業公園
住所Jalan Padang Gaong, Lubok Semilang, 07000 Langkawi
営業時間9:00~17:00 (金~日は休み)
電話番号+60-4-955-9171
入場10RM(子供5RM) / 学割あり
通用言語マレー語 / 英語
備考トレッキングやキャンプ、サイクリングなども可能
Park Information

2007年03月06日

●海鮮イタリアンを食らう (L'OSTERIA)

ランカウイではマレー系の料理ばかりをひたすら食べ歩いたのだが、最終日の夕食はちょっと趣向を変えて、現地の人に教えて貰ったお薦めのイタリアン店を訪れてみた。

L'OSTERIAは2006年12月にオープンしたばかりの新しい店で、隣にあるインド料理の店と同じ経営者による本格的なイタリアン店だ。まだまだ知名度は低いものの、ランカウイでイタリア人シェフが作る料理が喰える店として、欧米系を中心に着実にファンを増やしているそうだ。

リングイネのペスカトーレ:クリックで拡大
魚介の旨味たっぷりのリングイネ
ランカウイでは一般的に、パスタをオーダーすると上海と同じく茹で過ぎたものを供されることが多いと聞く。地元の好みに合わせてのことなら一概に否定はできないが、しっかりした歯ごたえを好む人にとってはでき損ないに等しい。だが、こちらの店ではきっちりアルデンテに茹で上げたパスタを楽しむことができる。

多くの食材はイタリア本国から取り寄せつつ、地元産の新鮮な海の幸を使ったペスカトーレは絶品だ。プリプリのエビやイカ、貝類から出た旨味を、フレッシュなトマトソースがまとめ上げる。絶妙な茹で加減のリングイネにこれを絡めて頬張れば、思わず息つぎすることも忘れてかき込むように食べたくなってしまう。前菜のエビのグリルも、主菜でも通用するボリュームと味であった。

昔は旅先ではひたすら土地の料理を食べるべきだと考えていたが、その土地の料理ではなくても、旨いものはやっぱり旨いのだ。こんな美味しいイタリアンに出会えたのだから、ぼくの選択も間違っていなかった。もしあなたがランカウイを訪れて、マレー料理に飽きを感じてきたら、こちらの店をぜひ試してみて欲しい。きっと深い満足感を得られるはずである。
 

店名L'OSTERIA Langkawi
ジャンルイタリア料理
住所Mek Siam, Jalan Pantai Tengah, Mukim Kedawang, 07000 Langkawi
営業時間12:00~深夜
電話番号+60-4-955-2133
通用言語英語 / マレー語 / イタリア語(未確認)
メニューイタリア語 / 英語 / 写真なし
備考海産物は鮮度抜群でどれを食べても旨い
Shop Information

2007年03月03日

●ランカウイみやげ

海外を旅したとき、自分へのみやげ物としてよく購入するのが現地の調味料だ。

調味料の数々:クリックで拡大
未知の調味料を前に想像力を働かせてみよう
これらを使って現地の料理を再現し旅行中の食事を追体験してみたり、普段使いの食材に組合わせて新たな折衷料理を考え出すのは密かな楽しみだ。

時には裏面の説明がまったく判読不能で用途不明のものもあるが、それらを試行錯誤の末に使いこなすのもまた楽しい。どんな味かも判らずに買った調味料が、自分の料理の中にきっちりはまったときはとても嬉しく感じるものだ。

今回のランカウイ旅行でもいくつかの調味料を買って帰ったのだが、その中でもサンバルソースが最近のお気に入りだ。サンバルとはチリソースの一種で、辛味、甘味、酸味が絶妙に絡み合ったインドネシアの調味料だ。バリ料理などにはなくてはならない定番中の定番である。

イカと野菜のサンバル炒め:クリックで拡大
ピリ辛ソースが食欲をそそる
これをいつもの炒め物に加えるだけで、たちまち東南アジア的な味付けに早変わりする。イカ、プチトマト、玉ねぎをニンニクと生姜で炒め、仕上げにこのサンバルソースと醤油を絡めればごはんが進むこと請け合いのサンバルゴレン風となる。

その他どんな料理とも相性がよいので、ちょっと辛味が欲しいときに重宝する。これでごはんを炒めればナシゴレン風になるし、焼きそばや焼きうどんもたちまち東南アジア風に早変わりだ。冷や奴に乗せたり、納豆に加えたりと和の食材にもしっくりはまるので、応用範囲は思っている以上に広い。調理用から食卓用まで幅広く使えるので、辛いものが好きなら一家に一瓶、揃えておきたい調味料である。

使い切ったら終わりかと寂しく思っていたが、上海でもポートマン横のシティスーパーにて販売しているのを発見したので補給路も確保できた。今後は我が家の定番になりそうだ。

2007年03月01日

●ランカウイの水中世界

水族館が好きだ。

ライトアップされたアクアリウムの中を、何メートルもあるような大回遊水槽の中を、優雅に泳ぐ魚たちを見ていると、何故だかとても穏やかな気持ちになる。大空を自由に舞う鳥もよいが、水中を泳ぐ魚たちにもまた不思議な魅力を感じるのだ。

まぬけ魚(仮称):クリックで拡大
なんとも間の抜けた顔の魚だが、そこがまた愛らしい
水中花:クリックで拡大
まるで水中に咲く一輪の花のようだった
パンタイビーチの近くに、マレーシア最大の水族館『Under Waterworld』がある。最大とはいってもその規模は小さなものではあるが、それでも数千種類の水生生物や動植物を観察することができる、ファミリーに人気のスポットだ。

表は焼けつくような南国の日差しが降り注いでいるが、建物の中はしっかりと空調が効いておりひんやりと涼しかい。水の流れる音が耳にも心地よく、まるでオアシスのようだった。

館内はいくつかのゾーンに分かれており、水生生物だけでなく鳥やサルなどがいる場所もあった。建物の中心部はちょっとした庭園のようになっており、滝は飛沫を上げ、池にはなぜか錦鯉が泳いでいる。美しい場所だが屋外なので汗が吹きだした。カワウソも暑さにバテているのか、グッタリと寝そべっていた。

それにしても館内には中華系の客が多い。春節期間であちこちから集まってきているようだ。彼らが通路を塞ぎ、水槽の前にべったりとはり付き、大声で話しまくるのでゆっくり落ち着いて見学できない。次の予定もあったので、駆け足で見てまわることになってしまったのが残念である。

隣にはちょっとした免税店も併設されているので、ショッピングがてら立ち寄ってみては如何?

 

店名Under Waterworld
ジャンル水族館
住所Pantai Cenang, Kedawang, 07000 Langkawi
営業時間10:00~18:00
電話番号+60-4-955-6100
予算大人 38RM(誕生日には20RM)
通用言語マレー語 / 英語(未確認)
備考マレーシア最大の水族館
Shop Information

2007年02月27日

●島のシンボル (イーグルスクエア)

ランカウイ(LangKawi)とは古代マレーシア語で、Lang がワシを Kawi は大理石を意味する。風化して表面の赤茶けた大理石の山に舞うワシたちは、まさにランカウイのシンボルだ。

アクティビティなどに参加すると大空を舞うワシへの餌付けを楽しむことができるが、もっと気軽に島のシンボルに出会える場所がある。空港からタクシーで25分の位置にある繁華街クアタウンにある、イーグルスクエアがそれだ。

イーグルスクエア:クリックで拡大
巨大なワシの像は今にも羽ばたきを始めそうな迫力だ
街の南方、フェリーターミナルなどがあるクア湾を望む一角に、六芒星に囲まれた大きなワシのモニュメントがそびえ建っている。

遠くから見ればそうでもないのだが、足下にまで近づくとその大きさに驚かされる。今にも飛び立ちそうな躍動感溢れる像が、鋭い眼光で地上を見下ろしているのだ。足下では多くの観光客が記念撮影を行っていた。

わざわざ像のためだけに訪れるほどではないが、周辺には大きなショッピングモールや、ランカウイ伝説公園などもある。島内最大のナイトマーケットを訪れるついでに、こちらにも足を運んでみては如何だろうか。猛禽に狙われる、小動物の気分を味わうことができるかもしれない。

2007年02月25日

●ホワイトアウト (ケーブルカー)

ランカウイ在住者にお薦めの観光ポイントを聴いたところ、皆が口をそろえてケーブルカーだと答えてくれた。5年前くらいに開業した新しい観光名所で、そこからの景色は絶景なのだそうだ。

高みを目指すケーブルカー:クリックで拡大
地上は徐々に遠ざかり海に浮かぶ島々が視界に飛び込んだ
空港からクルマで15分程走った森の中に、オリエンタルビレッジというショッピングモールがある。敷地内には大きな人工池があり、それを取り囲むようにブランドショップやレストラン、宿泊施設が並ぶ。そんなモールの一角に目指すケーブルカー乗り場はあった。

6人乗りのゴンドラ内部はかなり蒸し暑いが、動き始めると小窓から吹き込む風が心地よい。下界の景色はみるみると遠ざかり、眼前に断崖絶壁が迫ってくる。マチンチャン山(Machinchang)は標高710メートルとけっして高くはないが、ケーブルカーは切り立つ崖をかなりの急角度で登っていくのでなかなかスリリングである。

後方に目をやれば遠くに広がる湾や、浮かぶ島々を目にすることができる。天気がよければタイの島々も見えるそうだが、中間駅にたどり着いたときにはすっかり霧に包み込まれていた。

世界は白い霧に覆われていた:クリックで拡大
靄に覆われた山頂はなんとも神秘的な雰囲気だった
中間駅から再度ケーブルカーに乗り込み、山頂駅を目指す。残念ながら山の頂もまた深い霧に覆われており、下界の景色どころか一寸先は白い闇であった。

しばらく霧が晴れるのを待ってみたものの、いつまで経っても視界は白いまま。止むを得ず山頂からの絶景は諦めて、登山道を下って吊り橋を目指す。山頂から100メートルばかり下ったところに、谷を渡る大きな吊り橋があるのだ。

ここからの眺めもスリリングであろうと予想されたが、視界は白で塗りつぶされたままだ。橋の先がホワイトアウトしている様は神秘的だが、せっかくなら橋上から谷底を覗き込んでみたかった。

今回は残念ながら深い霧に阻まれ景色を楽しむことはできなかったが、天気のよい日にここから眺める夕日は最高だという。ランカウイを訪れた際は、天候を確認しつつ登頂してみては如何?

2007年02月23日

●ランカウイの島々をめぐる

前述の通り、ランカウイとは大小さまざまな島々から構成される。

もちろん、そのすべてを巡ることは日程的に不可能ではあるが、いくつかの見どころだけでも見学したいと、現地ツアーデスクにてアイランドホッピングツアーを申し込んだ。

子宝の湖:クリックで拡大
深緑色の静かな湖は神秘的なイメージを湛えていた
魚釣り:クリックで拡大
釣った魚は後ほどバーベキューの食材となる
陽気な中華系マレーシア人ガイドの文さんに連れられて、最初に訪れたのは神秘の湖を持つ大理石でできた島、ダヤン・ブンティン島だ。

ボートにて桟橋から上陸し、緩やかな山道を登っていく。干潟ではムツゴロウの仲間が跳ね、道の脇にはサルたちが遊び、周囲からはセミや野鳥の声が降り注ぐように聞こえてくる。ここは人間だけでなく、すべての生き物たちにとっての楽園だった。

やがて目の前の視界が開けてくると、眼下に深いエメラルドリーンの水を湛えた、大きな湖が広がっている。別名『子宝の湖』として知られる淡水湖で、沐浴すると子宝を授かるご利益があるそうだ。他にも実らぬ恋を嘆いた王女が身を投げたとか、白いワニが棲息するなど、さまざまな言い伝えを持つ神秘の湖だ。

静かな湖面に飛沫を上げて飛び込むと、ひんやりと冷たい水が火照った肌に心地よい。水深20メートルほどあるそうで、底知れぬ湖からは恐怖にも似た神々しさが伝わってくるようだった。ぼくらはしばらく沐浴を楽しみながら、子宝に恵まれるよう祈ったのだった。

続いて向かったのは小さな無人島の周辺。ここで釣り糸を垂れて魚釣りを楽しんだ。竿もなければリールもない。糸と針と重りだけの単純な仕掛けを船べりから垂らし、指先に全神経を集中する。魚がエサをつつく微かなアタリを頼りに糸を引けば、ハタなどを釣り上げることができた。

無人島でふたりきり(嘘):クリックで拡大
青い空と白い砂浜、そして妻さえいればここがパラダイスだ
魚釣りにも飽いたころ、無人島に上陸してしばしの海水浴。そこにあるのは少しばかりの草木と砂浜、そして青い空と海だけだった。それ以外には何もないけれど、ぼくらは満足だった。

ツアーの締めくくりは海産物を豪快に炭火で焙った、海鮮バーベキューだ。エビやワタリ蟹、イカのすり身や、先程釣り上げたばかりの魚たちを塩で味付けただけの単純な料理が、なぜもこんなに旨いのであろうか。

ぼくらは両手や口の周りをベタベタにしながらも、甲羅を割り、魚にむしゃぶりつき、豊富な海の幸と、キンキンに冷えたビールを思う存分に堪能したのだった。

2007年02月22日

●ランカウイの夜市 (パサ・マラン)

ランカウイ観光で外せないのが、名物パサ・マラン(ナイトマーケット)だ。

夜になると歩行者天国となる通り沿いに小さな露天がひしめき合い、食べ物、飲み物、衣類や雑貨、おもちゃにみやげ物などなどのあらゆるものを雑多に販売している。その様は異国情緒満点で、まさにアジアのマーケット的雰囲気が凝縮されている。

ナイトマーケット:クリックで拡大
ありとあらゆるものが並ぶ夜市は縁日の屋台のようだ
開催場所、時間は曜日によって異なり、島全体を巡回するかのように執り行われている。曜日によって規模が違い、月曜と木曜日はかなり小さく店の数も少ないので、観光目的なら狙い目はそれ以外の日となる。

お薦めは水曜と土曜日のクアタウンで、ランカウイ最大の繁華街で行われるマーケットは群を抜いて賑やかで、お店の数も最大となる。

服や雑貨などもみやげを探すにはよいが、やはり最大の関心事は食べ物だろう。ナシゴレンやミーゴレン、サテなどのお馴染みの食べ物から、まるで弁当のようにパックになったセット、さらには見たこともないような小吃的菓子などさまざまだ。値段はどれも0.6~1.5リンギット程度(日本円で約20~52円)くらいだが、ボリュームは満点なので何を食べるか目移りする。

特製のソースをかけて食べる激辛のナシゴレンや、さまざまな麺料理、さらにはゴマの風味が香ばしいおやつなど、どれを食べても旨かったのでお腹も心も大満足だ。

なお、流しのタクシーはほとんど居ないので、タクシーで訪れる場合は交渉して帰りも送って貰うようにしよう。さもなくば空車を求めて、延々と彷徨うことになるので要注意だ。
 

Mon.ウル・メラカ(Ulu Melaka)
Tue.ケダワン(Kedawang)
Wed.クアタウン(Kuah Town)
Thu.テモヨン(Temoyong)
Fri.アイルッ・ハンガ(Air Hangat)
Sat.クアタウン(Kuah Town)
Sun.パダン・マシラッ(Padang Matsirat)
Night Market(パサ・マラン)の開催地

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