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2006年05月09日

●太古の森でオランウータンに出会う

世界で3番目に大きな島、ボルネオの熱帯雨林は1億8千万年以上の歴史を持つ世界最古の
森林地帯で、地球上でもっとも複雑な動植物相を持つ生物の宝庫だと呼ばれています。

しかし、近年になって森林伐採が進み、多くの生き物たちが絶滅の危機に瀕しています。

このジャングルに、マレー語で森の人と呼ばれる生物が生息していると聞き
彼らにぜひ会ってみたいと願うしゅう夫妻が、自然保護区を訪れました。

 
『ボルネオ島 熱帯雨林に暮らす森の人に…しゅう夫妻が出会った(声:下條アトム)』
 

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かつてテレビで観た、とても優しい瞳を持つオランウータンたちをこの目で見たくて
ホテルの用意してくれるアクティビティ、オランウータンツアーに参加しました。

コタキナバルで森の人、オランウータンに会おうと思うなら、通常はサンダカンにある
セピロック・オランウータンセンターまで出向く必要があり、1日仕事となります。

ところがぼくらが泊まるラサ・リア・リゾートは独自の保護センターを持っています。

もちろんホテル宿泊者以外でも参加することはできますが、人数制限が厳しいので
部外者は予約を取るのが難しく、ぼくらですら最終日にようやく確保できました。

今回ラサ・リアに決めた理由のひとつがこれで、宿泊者ならではの特権ですね。

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オランウータンたちは通常、子供が独り立ちするまでに5~6年もの歳月を要します。

4歳までは母乳で育てられ、その後も樹上での動作や餌の捕り方などを教育されます。
そんな親子の絆の深い生態を持つが故に、親を失った子が生き延びることは難しい。

そして密猟や事故により、親を失ってしまうオランウータンの子は意外と多いのです。

ここラサ・リア内に併設されたセンターは、そんな親の居ないオランウータンたちが
独り立ちして野生に戻ることができるよう、リハビリテーションを行なう施設でした。

まずはセンターにて簡単な説明や注意を受けたあと、いよいよ自然保護区へ入ります。

久しぶりの山歩きで、自分の趣味がトレッキングだったことを思い出しましたが
やっぱ大自然の中を黙々と歩くのは、ある種の快感をともなうようですね。

もっと歩きたかったものの、10分くらいで餌付け場のプラットフォームに到着しました。

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この森で6頭のオランウータンたちが、野生に戻るためのトレーニングを受けながら
暮らしているそうですが、この日はそのうちの3頭を見ることができました。

まったく見られない日もあるそうですから、ぼくたちは運がよいかもしれません。

逆さまにぶら下がったり、樹から樹へと移動したり、お互いがじゃれあったり。
大人になると単体行動が基本となる彼らも、さすがに子供同士の遊び好きのよう。

この日は遠くに居ましたが、好奇心いっぱいに近寄ってくることもあるそうです。

その吸込まれそうに澄んだ瞳の深淵で、彼らはいったい何を想っているのでしょうか。
黙して語ることはありませんでしたが、まるで我々に何かを語りかけているようでした。

2006年05月06日

●コタキナバルでまたお会いしましょう

楽しかったバカンスも終わり、無事に上海へと舞い戻ってまいりました。

なんとなく決めたコタキナバル行きですが、今ならばここでよかったと心から思えます。
今回の旅でもまた、たくさんのたいせつな想い出を手に入れることができました。

コタキナバルの花々 コタキナバルの花々 コタキナバルの花々

抜けるような青い空、そこに広がる白い雲、透き通った海、そして命を育む原初の森。

豊かな自然に溢れるネイチャーアイランド、ボルネオ島は予想以上によい場所で
心にも身体にも、いっぱいの栄養を吸収させて貰ったような気がします。

都会暮らしでストレスにまみれた心と身体を、すっかりキレイに洗濯してくれました。

そして、自然だけでなくそこに暮らす人たちもとても暖かで、陽気な人たちばかり。
物質的な豊かさはまだまだだけれど、精神的な豊かさは彼らのほうが上なのでしょう。

たっぷりサービスしてくれた屋台のおばちゃんや、首狩り族の末裔だというガイド氏。
名も知らぬ小さな村で出会ったおばちゃんの、ステキな笑顔が今も忘れられません。

こんな風に思わぬ出会いに恵まれるのも、旅の楽しみではないでしょうか。

コタキナバルの花々 コタキナバルの花々 コタキナバルの花々 コタキナバルの花々

現地ではまた、そこで働く幾人かの日本人の方にもお会いすることができました。

マレーシアという国が、そして今の自分の仕事が大好きだという気持ちが伝わってきて
なんだか眩しいくらいで、これからも頑張れよと応援したくなる人たちばかりです。

ぼくも一応、海外で働く日本人なわけなのですが、彼らのように頑張れているのかな。

最近は山積みの仕事に流されてばかりで、赴任してきたころの覇気が足りていません。
せっかくリフレッシュしたのですから、連休明けからは気合いを入れて臨みたいですね。

現地の中国人スタッフに、日本人もなかなかやるなと思われるよう頑張らなくっちゃ。

コタキナバルの花々 コタキナバルの花々 コタキナバルの花々
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たくさんの想い出をくれたコタキナバルは、いつかまた帰ってきたい場所。

予約の関係で乗ることができなかった、北ボルネオ鉄道で列車の旅もしてみたいですし
キナバル山を中心とした国立公園や、世界最大の花であるラフレシアも見てみたい。

すべてを満喫するにはあまりに時間が足りなくて、心残りのある旅でもありました。

けど、上海に半年以上暮らしていても、まだまだ観ていない場所はたくさんです。
わずか数日の滞在では、心残りが出来てしまうのも仕方ないことなのでしょう。

心残りは次回に訪れるときの楽しみとして、そこへ残して帰るのも悪くありませんね。

2006年05月05日

●珊瑚の森と、死にいたる病

コタキナバルもいよいよ最終日、旅の締めくくりにアイランドクルーズへ参加しました。

クルーザーで沖合いの離島を訪れて、誰も居ないビーチを独り占めするツアー。
マリンリゾートのアクティビティとしては、どこでも定番ではないでしょうか。

アイランドクルーズ アイランドクルーズ アイランドクルーズ

ビーチに迎えにやってきたのは、先日リバーエクスカーションでもお世話になった
ラサ・リア・キャット号でしたが、クルーは総入換えのようですべて新顔でした。

ボルネオ本島を左手に見ながら、船はかなりの速度で目的地のガヤ島を目指します。

ガヤ島はトゥンク・アブドゥル・ラーマン国立公園内に位置する離島群のひとつで
美しいサンゴ礁だけでなく熱帯雨林も広がり、野生動物も多数生息しているそうです。

もっともそんな情報もあとになって判ったことで、出発時には行き先すら知りません。

もちろんツアーデスクもガイドの人たちも説明してくれているはずなのですが
残念ながらぼくの英語力では何時に集合など、最低限のことしか聞き取れません。

先日のATVサファリも、出発直前に激しく汚れると聞いて慌てて着替えに走りました。

アイランドクルーズ アイランドクルーズ アイランドクルーズ アイランドクルーズ

ホテル前のプライベートビーチから約1時間で、ガヤ島の桟橋に到着します。

出発時はとてもよいお天気だったのですが、どこからともなく雲がわき出してきて
現地は残念ながらうっすらと曇り空で、太陽もどこかへ姿を隠してしまいました。

明るい日差しが降り注ぐ、珊瑚で出来た小さな白い島を想像していたのでがっかり。

現実のガヤ島は鬱蒼としたジャングルに覆われ、わずかばかりの小さな砂浜があるだけ。
海面に熱帯雨林が映り込むどんよりとした光景は、離島というより湖のようでした。

もっともそんな杞憂も、海に入ってしまえばどこかへ吹き飛んでいきましたけどね。

今まで体験したどこよりも透明度の高い海には、多数の珊瑚が林を成しており
その中を色とりどりの魚たちや、たくさんの海洋生物が生息していました。

この日ほどデジカメの防水ケースを忘れてきたのを、後悔したことはありません。

アイランドクルーズ アイランドクルーズ アイランドクルーズ
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あまりに美しい光景を諦めきれず、ビニール袋を使った無謀な水中撮影にトライ。

まずは透明のビニール袋にデジカメを入れてしっかりと袋の口を結んで、さらに
別のビニール袋にたっぷりの空気と共に入れてから、これもぎゅっと封をします。

これなら手を放しても沈むことはありませんし、内袋は透明なので入れたまま撮影OK。

撮影ポイントまで水に浮かべたまま持っていき、使うときは内袋を取り出して
水中眼鏡を通して撮影を行ない、利用しないときは外袋に入れて保管します。

あまり薦められる方法ではありませんが、せめて1枚でも記録に残したかったんです。

まずはセッティングを行ない、外袋の状態で水に浮かぶのを確認したのちに出発。
ところがしばらく進むと、心なしか袋が小さくなっているような気がします。

あわてて内袋を取り出すと、外袋だけでなく内袋まで浸水しているではありませんか。

密封はしっかり出来ているハズなので、どうやら利用した袋に穴があったようです。
慌てて陸に引き返したものの、電源オフでもLEDが点灯していたりと危険な状況。

十分に乾燥させてから恐る恐る電源を入れたところ、問題なく撮影できているようですが
中に入ったのは塩水ですから、じわりじわりと内部を蝕んでいくような気がします。

そのときはよい考えだと思ったのですが、我ながらバカなことをしてしまいましたね。

最後の最後でちょっとケチがついてしまいましたが、離島ツアーはとても大満足でした。
また機会があれば、今度こそ防水ケース持参でこの場所を訪れてみたいものです。

もっともその前に、デジカメが別の機種に変わっている可能性がありますけど……(汗)

2006年05月04日

●市場へ行こう

街までクルマで1時間程度かかることもあって、ずっとリゾートに引きこもってました。

けど、せっかく知らない国を訪れたのに、ホテル周辺の記憶しかないのも悲しいので
夕飯と土産物などの買い出しを兼ねて、市街地にあるマーケットを訪れました。

自由市場 自由市場 自由市場

名も知らない自由市場は、海にほど近い場所のテントの下で行われていました。

大きな広場の南側には野菜やフルーツ類などが所狭しと並べられており
北側には加工食品や土地の食べ物などを扱う屋台が密集しています。

そのあいだを縫うように多くの人出で賑わい、かなりの活気に満ちていました。

ホテル暮らしですから物価は高いだろうとは予想していましたが、市場での相場は
その10分の1以下で、300円もあればお腹いっぱいに食べることができそうです。

まさかリゾートとローカル地域で、これほどの経済格差があるとは思いませんでした。

なによりこの喧騒と活気に溢れる雑多な雰囲気は、かなりぼくのツボを刺激するもので
もっと早くにこの場所を知っていれば、毎晩でも通ったのではないかと思うほど。

自由市場 自由市場 自由市場 自由市場

さっそくあちこちの屋台を食べ歩き、炭焼き(イカ、エビ、手羽先)、ナシゴレン
麺料理(名前失念)などを、ふたりでお腹いっぱい食べて23RM(約713円)でした。

とくに炭火でじっくり焼き上げた辛口の手羽先は、土地の名物のようでかなりの美味!

一度では物足りず、帰り際にお持ち帰り用としてさらに買い足してしまいました。
その他、大判焼のような味のする、大きな丸い形のお菓子も美味しかったですね。

衛生状態はちょっと問題ありそうな場所でしたが、上海で鍛えた胃袋ならへっちゃら。

その土地を知ろうと思うなら、市場を訪れよと申しますがまさにその通りですね。
物の相場や産品、さらにイスラム系が多いことなどが手に取るように判りました。

たまにはリゾート暮らしでのんびりするのもいいものですが、やっぱりぼくには
ローカルな雰囲気にどっぷりと浸かれる場所のほうが、あっている気がしました。

●ボルネオの海賊と首狩り族の末裔

ボートに乗ってマングローブの川を遡る、リバーエクスカーションに参加しました。

マングローブの森に囲まれた支流を、小型のボートでゆっくりと遡るだなんて
子供のころに読んだ冒険小説に出てくる探検隊みたいでステキですよね。

ただ川を遡上するだけでなく、体験型のイベントもあるようなので楽しみでした。

リバーエクスカーション リバーエクスカーション リバーエクスカーション

当日、ホテルのプライベートビーチに接岸したラサ・リア・キャット号は
思っていたよりも大型の、渡し舟のようなカタマラン型ボートでした。

船幅が1メートルもないカヌーのような船を予想していたので、ちょっとびっくりです。

屋根の着いた快適な船に乗って、トロピカルなドリンクなどを飲みながらのクルーズ。
探検隊の気分ではありませんでしたが、高速艇で風を切りながらの航海もまたよし。

屋上の展望デッキから辺りを眺めれば、白い雲と青い海が広がっていました。

やがて河口に侵入して少し進んだところにある、小さな集落に停泊します。
ここでバティックペインティングという、伝統の染め物を体験しました。

木綿布に蝋を染み込ませたものに、いくつかの染料を使って着色していきます。

下絵は何種類かが用意されているのですが、完成品は塗る人の個性が出て面白い。
小学校の図画工作みたいで、しばし童心に還ってワイワイと染色を楽しみました。

リバーエクスカーション リバーエクスカーション リバーエクスカーション リバーエクスカーション

ペインティングのあとは再び船上の人となり、ここからさらに川を遡っていきます。

やがて川の両岸にマングローブの林が広がりはじめますが、川幅がかなり広いので
リバークルーズというよりも、大きな湖を走る遊覧船に乗っているみたいな気分です。

残念ながら、当初想像していた探検隊のイメージは完全に打ち砕かれてしまいました。

途中で餌(イカげそ)の入った罠を設置して、ちょっとしたカニ漁も体験しました。
帰りに引き上げてみると、小さな青みがかったキレイなカニが入っています。

小さめなのでしばらく観察したのちに放流しましたが、ガイド氏曰く美味しいそうです。

リバーエクスカーション リバーエクスカーション リバーエクスカーション
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そして遡上の旅も折り返し地点、川辺に佇む水上集落にたどり着きました。

伊根の舟屋のように川の上にいくつも、いくつも可愛らしい住居が建っており
窓や川の中から、子供たちがこちらに向かって手を振ってくれています。

彼らはこの辺りに暮らす先住民族で、かつては海賊として名を馳せていたそうです。

そう教えてくれたガイド氏もやはりボルネオの先住民族で、首狩り族の子孫。
彼の曽祖父はかつて6人もの首を狩った、勇猛な戦士だったそうです。

今はもう首を狩ったりはしませんと真面目に語る彼の口調が、妙におかしかったです。

いろいろな人や大自然との出会い、そして地元の伝統工芸に出会えたアクティビティ。
今までのリゾートとはまた違う、コタキナバルのもうひとつの側面を見た気がしました。

2006年05月03日

●ATVサファリツアー

夕方からは ATV(Allwheel Traction Vehicle:全輪駆動車)と呼ばれるバギーに乗り
荒れ地や砂浜などの大自然を走破する、ひと味違うアクティビティに参加しました。

ホテルでは他にも、料理教室や乗馬など様々な遊びが充実しているのが嬉しいですね。

ATVサファリ ATVサファリ ATVサファリ

まずは駐車場に立てたロードコーンで8の字を描きながら、運転の練習を行ないます。

ノークラッチ、オートマティックトランスミッションなので、操作はアクセルと
ブレーキのみの簡単なもので、1~2分も走り回ればすぐに扱えるようになります。

ところが奥さんにはステアリングが重すぎて、思うように曲がることができません。

しばらくコツを教えたり、いろいろと試してみたのですがなかなか上手くいきません。
結局、操作に不安があるということで奥さんはリタイア、お留守番となりました。

止むを得ず、欧米系の男性ふたり組とぼく、そしてスタッフ3人で出発しました。

ATVサファリ ATVサファリ ATVサファリ ATVサファリ

残念ながら写真を撮っている余裕はありませんでしたが、行程は思った以上にハード。

水たまりというよりは川や泥沼のようなところを越え、石だらけの荒れ地を進み
穴だらけのマッドを走破し、倒木をくぐり抜けながらジャングルを進みます。

おかげで全身泥だらけなのですが、それがまた楽しくて夢中で走り続けました。

途中、地元のローカルな村に立寄って、伝統的なお菓子をつまみながらティータイム。
さらにはそのお菓子作りにチャレンジさせて貰ったりして、休息を楽しみました。

さっきまで泥にまみれていたのに、今度はお菓子作りってギャップがおかしいですね。

共に困難を乗り越えることで、すっかり意気投合した欧米系のふたりは香港の駐在員。
ぼくの拙い英語ではなかなか伝わりませんでしたが、いろいろと語り合いました。

ATVサファリ ATVサファリ ATVサファリ

帰り道は別ルートで、更なる難所が続出でしたが、困難だからこそ楽しいんですよね。

やがて鬱蒼とした密林を抜け視界が開けると、目の前は夕日に染まる海岸線でした。
ここで、あの夕日が沈むまで自由に走ってくださいといわれ、砂浜を走り回ります。

何時までって指定ではなく、夕日が沈むまでってところがリゾートらしいですよね。
時計に縛られることなく思うがままに、どこまでも続く海岸線を走り続けました。

やがて楽しい時間も終わり、そろそろお別れの時間が近付いてきました。

トワイライトに包まれながら、スタート地点の駐車場まで戻ってから解散。
最後にみんなと固い握手を交わして、その場をあとにしました。

全身にこびり付いた泥をシャワーで洗い流しながら、しばらく余韻に浸っていました。

●トカゲといっしょにリゾートライフ

小鳥のさえずりに目を覚ますと、今日もコタキナバルは抜けるような青空でした。

このままホテルの部屋で寝ているのはもったいないですから、簡単に朝食を済ませて
ビーチやプールへ繰り出して、デッキチェアに寝転んで外でお昼寝を楽しみます。

わざわざ海外へ来て、読書やお昼寝をするなんて、考えてみれば最高の贅沢ですよね。

コタキナバル コタキナバル コタキナバル

午前中は先日と同じように、ただひたすらまったりと過ごしたのですが
やはりバカンスに慣れない日本人としては、なにかをしたくなってきます。

ビーチではマリンアクティビティも豊富なので、念願のバナナボートにチャレンジ。

けど、せっかく買ったデジカメ用の防水カバーを上海に置き忘れるという痛恨のミス。
ですから写真を撮ることはできなかったのですが、結果的にはなくて良かったかも。

バナナボートを甘く見ていましたが、のんびり写真を撮っている場合ではないですね。

コタキナバル コタキナバル コタキナバル コタキナバル

スタッフは我々を海中へ投げ出そうと、躍起になって蛇行運転をくり返しますし
海に投げ出されたときには、持ち物を心配している余裕などはありません。

奥さんも身に付けていたゴーグルをどこかへ飛ばしてしまい、行方不明となりました。

その他にはフライフィッシュという、バナナボートが宙に舞うようなものも
申し込んだのですが、奥さんが疲労困憊してしまったのでキャンセル。

代わりにパラセーリングで空中散歩に出かけましたが、空からの景色は最高でした。

こちらは船の上から飛び上がり、船の上に着陸するのでカメラもOKだったのですが
水の中に着水すると思っていたので、残念ながらカメラは持っていきませんでした。

でも、脳裏にはしっかり焼きつけることができたので、よしとしておきましょう。

コタキナバル コタキナバル コタキナバル

たっぷりアクティビティを楽しんだあとは、再びプールでまったりモード。

野生なのか、ホテルで飼っているのか判りませんが、プールサイドには
やたらと大きなトカゲが、のっしのっしと闊歩しています。

かなり人に慣れているようで近付こうが、手を触れようがが知らぬ存ぜぬ。

樹に登ったり、暑くなったらプールに入って泳いだりとリゾートライフを満喫中。
ひょっとしたら彼もまた、このホテルにバカンスに来ているのかしれませんね。

2006年05月02日

●信じるものは救われる

ボルネオ島に暮らす、夜行性動物を観察するというアクティビティに参加しました。

コタキナバルの魅力はマリンリゾートだけでなく、ジャングル体験や保護区観察など
豊富な密林を活かした遊びも充実していることで、オランウータンなども有名です。

コタキナバル コタキナバル コタキナバル

食事を終えて、21時前にネイチャーインタープリテーションセンターに集合すると
なぜか大きなターキーが、グホッと変な声を出しながら施設内を闊歩中でした。

そういえば朝食のビュッフェにもお仲間が出ていましたが、果たして彼の運命は?

と、冗談はさておき、参加者が全員そろったところで簡単なブリーフィングを受けたあと
ガイドの懐中電灯ひとつを頼りに、真っ暗な自然保護区へと足を踏み入れます。

しばらく進むと、やがていくつかの質素なベンチが並ぶ、小さな広場へと到達しました。
説明によれば、ここで息を潜めてひたすら 獲物 野生動物の登場を待つようです。

どうやら事前に餌のバナナを設置しているようですが、本当に現われるのでしょうか?

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出来るだけ音を立てないようにしたまま、いつ現われるのかも判らない動物を待つ。

すぐに暗闇に目も慣れ、耳をすませば虫たちの声や何かが蠢く音も聞こえてきます。
星明かりもキレイで自然と親しむ絶好の機会ですが、子供には辛い時間でしょうね。

密林の中なので蒸し暑いですし、やぶ蚊などは容赦なく露出した肌を狙ってきます。

はじめの30分程度は大人しくしていた人たちも、徐々に落ち着きを失くし始め
1時間が過ぎるころには、半数近い人たちがリタイアしてその場を去りました。

やがて1時間半が過ぎ、誰もが諦めはじめたころに突然、大きな葉擦れの音が響きます。

すかさずガイド氏が懐中電灯で音源を照らすと、大きな生き物が樹を登っていきます。
コアラのようなタヌキのような、とにかく今までに見たことのない生物でした。

現地語でビントロン、英名ベアキャットという夜行性動物なのだそうです。

このあとは時間いっぱいまで、ようやく訪れてくれた珍客を観察して過ごしました。
あのまま何も現われないかと思っていましたが、待っていた甲斐がありましたね。

まるで修行のような1時間半でしたが、信じて待つことの大切さを教わった気がします。

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