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2006年04月14日

●亡国のイージス

上海に来てからというもの、邦画を観る機会が大幅にアップしました。

日本語字幕入りの洋画もいくつかありますが、まだまだ少ないのが現状ですから。
というかむしろ、早く中国語字幕で映画を観られるよう、勉強しろとの説も(汗)

AEGIS
  亡国のイージス / AEGIS

  2005年 日本
  
  監督 坂本順治
  出演 真田広之、寺尾聰、佐藤浩一、中井貴一


2005年、福井晴敏三部作の最終章である、亡国のイージスをようやく鑑賞しました。

原作付き映画の宿命とでもいいましょうか、約2時間の映画にあれもこれもと
詰めこみ過ぎてしまった結果、随所で説明や人物描写の不足が見られました。

オリジナルが大作であればあるほど、シナリオの取捨択一って大変でしょうね。

海上自衛隊による全面協力を謳っていることからも、ドンパチを繰り広げる海洋
アクション映画と思われがちでしょうが、現実には男たちの繰り広げる人間ドラマ。

そういった意味でも、やはり各人の背景や思想の掘り下げが不足している感があります。

とくに気になるのが唯一の女性工作員であるジョンヒの役割で、あの場になぜ
参加しているのか判らないし、最後のキスシーンもかなり意味不明でした。

原作では意味ある人物かもしれませんが、こと映画に限っていえば明らかに不要。

とまぁ、文句ばかりを書き連ねてしまいましたが、CGがショボいことを除けば
エンターテインメント性もありながら、テーマも割とハッキリしておりよい映画。

とくに途中の海戦シーンなどは、手に汗握る緊迫感もありよかったですね。

機会があれば一度、原作のほうを読んでキャラクターたちの背景を
予備知識として身に付けたのち、再度鑑賞してみたいと思いました。

2006年04月07日

●単騎、千里を走る

「自分、不器用ですから……」

本来は中国での映画館デビューを飾る映画のはずだったのですが
公開期間が思いのほか短く、DVDにてようやく鑑賞できました。

千里走単騎
  単騎、千里を走る / 千里走単騎

  2005年 中国・日本
  
  監督 張芸謀 / 降旗康男
  出演 高倉健、寺島しのぶ、李加民、邸林、楊振波


特別な山場や盛り上がりもなく、物語はどこか淡々と進んで行くのだけれど
だからこそじわりと心に染み入る、そんな映画だったのではないでしょうか。

高田(高倉健)は息子の果たせなかった約束を果たすため、単身で中国へ渡る。

中国語をまったく話せない彼ですが、出会う人たちに真心で接することで
いろいろな人たちの協力を取り付けて、ついには想いをかなえようとするお話。

中国版DVDなので字幕は中国語ですし、セリフの大半は中国語ばかりです。

普通なら理解不能となるところですが、健さんが雇ったガイドが必要な部分は
たどたどしくも説明しているのでなんとなくの意味を掴むことはできました。

もちろん中国人同士が話すときは理解できませんし、ガイドの日本語も上手ではない。

数少ない言葉と視覚から、今起こっていることや相手が何をいいたいのかを
考えながら観る必要があるのですが、それが劇中の健さんとシンクロします。

いいたいことが伝えられない、相手が何をいっているのか判らないもどかしさ。

中国に暮らす我々としてはごくごく日常の歯痒さ、もどかしさを映画の中で
追体験することで、日本語版では得られなかったであろう感情を覚えました。

映画の中でガイドの邸林が、謝礼は受け取れないと返しにくるシーンがあります。

お金に厳しい中国人がと思う方も多いだろうし、現実には少ないことかもしれませんが
本当に打ち解けたときの中国人の、底抜けの親切さを表わしているように思いました。

石頭村で村を総出で歓迎するシーンなどにも、そんな要素が溢れていますね。

ガイドの胡散臭さや、始めのころは責任を回避しようとする姿勢などはかなり
リアルだなと思っていたのですが、中国側の役者はすべて現地の素人だとか。

物語のキーとなる少年が、我慢できずにう○こをするシーンがあるんですが
振りでもなく特撮でもない、本当にしてしまうほどの熱演ぶりがすごかったです。

いろいろと誤解やわだかまりも多い中国と日本ですが
この映画を通して少しでも仲良くなれればなと感じました。

●奥さまは魔女

久しぶりに最近見た映画のレビューなどをお届けします。

それなりに観てはいるのですが、買うペースのほうが早いので
未見のDVDがどんどん、どんどん溜まっていく今日この頃。

Bewitched
  奥さまは魔女 / Bewitched

  2005年 アメリカ
  
  監督 ノーラ・エフロン
  出演 二コール・キッドマン、ウィル・フェレル、マイケル・ケイン


ノーラ・エフロンといえばヒロインの魅力を最大限に引き出すタイプの監督ですが
今回もまたニコール・キッドマンの魅力が最大限に光る映画だったと感じました。

ストーリー的にはパッとしないのですが、彼女の可愛さで許せちゃうみたいな。

ニコールといえば今まで知的なクールビューティといったイメージが強かったのですが
こんなにもキュートで可愛らしい演技ができる人だとは思いませんでしたね。

38歳であの役を違和感なくこなせるなんて、じつは本当に魔女なのかもしれません。

劇中劇で見られる60年代をイメージしていると思われるフェミニンなファッションが
またとても可愛らしくて、彼女の魅力をいっそう引き立てていたように思われます。

鑑賞前は若き日のメグで観たいと思ったけれど、ニコールのほうがはまり役でした。

脇を固める俳優陣もなかなかで、先日見た『バットマン・ビギンズ』では執事役で
魅せてくれたマイケル・ケインですが、余裕の演技でいい味を出していました。

残念なのは相手役のウィル・フェレルで、単なるイヤな奴の感が拭えないですね。

劇中劇では自分を引き立てるために無名の新人としてイザベル(ニコール)を
抜擢するのですが、実際の映画としては完全にニコールの引き立て役でした。

たまたまだとは思いますが、もしこれを狙ってのキャスティングだとしたらすごい。

あと作中でニコールが「奥さまは魔女への出演が決まったの」と告げたところ
隣人が「宇宙飛行士の出るやつ?」と問い返す小ネタが面白かったですね。

これは同じくアメリカのTVドラマ「かわいい魔女ジニー」のことを指していると
思われますが、なかなかマニアックなネタなので気づいた人は少ないかも?

じつはこっちも結構好きでよく見ていたので、ちょっぴり嬉しかったデス。

2006年02月21日

●電車かもしれない (上海当代芸術館)

昨年末にオープンしたばかりの、上海当代芸術館(MoCA)を訪れました。

上海当代芸術館 上海当代芸術館 上海当代芸術館

MoCA は人民公園内に位置し、水と緑に囲まれた美しいロケーションに
いろいろなコンテンポラリーアートを集めた、新しい美術館です。

常設展示は存在せず、現在は『虚偽的愛 -Fiction@Love』というタイトルで
世界の現代アーティストたちの作品展を行なっているようです(3/5まで)。

ガラス張りの開放的な館内にはイラストやオブジェだけでなく、映像作品なども……。

暗室の中でLEDのハートが浮かび上がるだけのものや、空気をはらんだビニール袋の展示
機械仕掛けの擬似生命体が延々と交信を繰り返すものなど不思議な展示も多いですね。

映像も、それ自体がアート的なディスプレイで表示されていたりで興味深いです。

上海当代芸術館 上海当代芸術館 上海当代芸術館 上海当代芸術館

ただ、感心したり見入ってしまうものがある反面、理解不能なものも多かったです。

市販のフィギュアを組み合わせただけのものや、大量の人形を並べただけのものなど
はたしてこれをアートと呼んでよいのかと思う作品もいくつか見られました。

けれど、そもそも芸術なんて万人に受け入れられるものじゃないですよね。

誰かにとってはとてもよい作品に見えても、別の人にとっては駄作に見えたり。
その人の感性や捉え方によって、いろいろな形があるのだと思います。

そして、ぼくらの感性を直撃したのが、以下の短編アニメーション作品。

上海当代芸術館  電車かもしれない
 
  製作:近藤聡乃(日本)
  音楽:知久寿焼(たま)
  → 再生はこちら

黄昏の世界で繰り広げられる白日夢を思わせるような映像世界で、印象的な音楽と
エロティシズムすら感じさせる動きがシンクロし、すっかり虜になってしまいました。

奥さんもこの作品に魅入られたようですが、感じ方がまったく違うのが面白いですね。

かなり鑑賞者を選びそうな作品でしたが、自宅に帰ってから調べてみたところ
日本で数々の賞を受賞したそうで、やはり人を魅了する何かがあるようです。

ネット経由でも見られますが、できれば現地で楽しむとまた印象も違うと思います。

もし興味のある方はぜひ、MoCAまで足を運んでみては如何でしょうか?
あなたの感性を刺激するなにかに、出会えるかもしれませんよ。

ぼくも展示が入れ替わるたびに、当代芸術館はチェックしようと思っています。

 

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上海当代芸術館 -Museum of Contemporary Art, Shanghai-
上海市黄浦区南京西路231号 (南京西路 x 西蔵中路、人民公園内7号門より)
電話 021-6327-1282
営業 10:00~18:00 (毎週水曜日は22:00まで、金曜日は休館日)
交通 地鉄2号 人民広場站9号出口 / 公共バス 20路 西蔵中路站など
入場 一般 20RMB / 学生 10RMB (その他年齢や職業により割引きあり)

虚偽的愛 -Fiction@Love- 当代異術国際巡回展
開催 2006/01/07 ~ 2006/03/05
場所 上海当代芸術館 / 外灘18号

2006年01月18日

●后街男孩上海演唱会

上海大舞台で行われた后街男孩のワールドツアー、上海公演へ行ってきました。

后街(裏通り)の男孩(男の子)とはそのまんまの直訳でかなり笑えますね。
英語に訳せば Backstreet Boys となりますが、漢字表記はちょっと……。

ちなみに有名なレッドホットチリペッパーズは、中国では紅辣椒楽隊だとか ( ̄m ̄*)

もともと奥さんが彼らの大ファンで、クルマにCDを持ち込んではエンドレスで
流していたので、いつの間にかぼくも聞くようになっていました。

もっともメンバーの名前すら知らないような、にわかファンなんですけどね。

后街男孩 后街男孩 后街男孩

中国での彼らの知名度は知りませんが、会場前は雨にも関わらずかなりの人出。

もっとも日本であればチケットの販売初日に完売してもおかしくありませんが
こちらでは空席も目立っていましたので、日本ほどの人気はないようです。

それでも熱心なファンはいるようで、1,580元もするアリーナ席はほぼ満員。

若い女性が多かったように思いますが、それだけの額がよく出せるものだと感心。
地方からの出稼ぎ労働者の平均月収の3倍以上に相当する値段ですものね。

日本人から見ても高価なチケットですが、これもファン心理の成せる業でしょうか。

もっとも何食わぬ顔でシートに収まっていたものの、あとから来た本当の
シートの持ち主に追い払われるというシーンが随所で見られました。

安価なチケットを買って、ちゃっかり空席に座っていた人も多いのかもしれません。

后街男孩 后街男孩 后街男孩

日本と違いカメラ類の持ち込みはOKのようで、随所でビデオ撮影も行われていました。

逆に禁止事項として電光表示板に書かれていたのが、ステージへの蛍光棒投擲禁止(笑)
かなりの人数がこの蛍光棒を所持していましたが、盛り上がると投げ込むんでしょうか。

肝心のライブのほうは座席上に立ち上がるファンも出たりで、なかなかの盛り上がり。

ただ、アリーナ席ではケガ人が出そうなほどヒートアップしていたようですが
我々の席を含めた外縁部に関しては、それほどでもなく温度差がありました。

演出面ではちょっと工夫が足りず、全体的に単調な感じのステージだったように思います。

ユーミンのシャングリラIIのように、歌と踊りだけでなくセットや照明、衣装
特殊効果などを駆使したエンタテインメントショーを展開して欲しいものです。

せっかく上海での公演ですから、上海雑技とのコラボレーションなんて如何でしょう?

Backstreet Boys がダンサブルなヒットナンバーを歌い、踊るステージのバックで
上海雑技団の精鋭たちが超軟体技や皿まわし、ジャグリングなどの技を披露!

……やっぱ、やめたほうがいいかも(汗)

 

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上海大舞台
上海市徐匯区漕渓北路1111号 (地鉄1号線上海体育館駅 2番出口すぐ)

バックストリートボーイズ 2006 上海コンサート
日時 2006年1月18日 19:30開演
会場 上海大舞台
価格 100/180/280/480/600/800/1280/1580RMB

2006年01月03日

●上海でサルサデビュー

新春チャレンジ第二弾、サルサ・ダンスに挑戦してみました。

踊りというものには縁のない人生を送ってきましたが、前々から
リズムにのって身体を動かすという行為そのものは好きでした。

大好きな音楽を聴きながら足踏みするだけでなく、もっと身体全体で表現できたら。

何か機会があればと思いつつ踏み込めずにいたのですが、そんなぼくの背中を
押してくれる人がいたので、思い切ってチャレンジすることにしました。

たけぽんさんに連れられてやってきたのは、とあるスポーツジムのダンススクール。

エアロビなどで使うようなスペースからはラテンのリズムが聞こえてきます。
すでにいろいろな世代の男女が集っていて、年齢層の幅広さがうかがえました。

初めてということで簡単なステップを教えて貰ったのですが、これがなかなか難しい。

グループレッスンなので少しだけは教えてくれますが、あとは放置状態なので
自分のステップがあっているのか、間違っているのかすら判りません。

ちょっと初心者には不親切かなと思いましたが、ちゃんと基礎コースもあるそうです。

残念ながらパートナーがいなかったので、ひとり寂しく踊っていましたが
少しずつでもステップできるようになってくると、すごく楽しくなってきました。

次回はぜひ奥さんといっしょに行きたいと思いますが、つき合ってくれるかな?

サルサ サルサ

レッスン終了後はみんなでお食事会。

皆さん、ラテンなノリでとても楽しそうなんですが、インストラクター氏が
日本語ができないので、交わされる会話は英語と中国語がメイン。

何をしゃべっているのか判らず、語学力の無さを露呈することとなってしまいました。

サルサのレッスンだけでなく、ここに通えば中国語の
実践の場としても活用できそうですね(汗)

2005年12月30日

●日中対抗歌合戦

今日は仕事納めで会社の忘年会がありました。

日本だと定時まで仕事をしてから宴会、その後は二次会、三次会と繰り出しますが
こちらでは午前中で仕事は終わり、お昼から宴会がスタートします。

食後はKTVのパーティスペースに移動して、夜の19時までぶっ通しでパーティ。

このパーティ、ただ歌うだけでなく各人が芸を披露したり、クイズやゲームなど
盛り沢山な内容で、小学校のお楽しみ会みたいな手作り感が溢れています。

 

(;´Д`) 仕事中にあれこれ、ゴソゴソ作っていたのはこれだったのな。

 

パーティでは、ぼくもなにか出し物をするように事前に通達されていたんですが
奥さんにだけは評判の桂小枝のモノマネしても誰も判らないだろうしねぇ?

ここは歌でも歌って誤魔化すかってことで、光良の「童話」を歌うことにしました。

以前、はらけんさんのブログで紹介されていた歌で、しっとりとしたよい曲ですし
歌詞もほとんど同じ内容の繰り返しなので、簡単に覚えられそうです。

数日前からピンインを調べたり、何度も曲を聞いたので予習もばっちり!

当日、ぼくが「童話」を歌うと聞くと、会場内は割れんばかりの拍手。
普段、怪しいカタコトのぼくが、中国語の歌を歌うとは思ってなかったのでしょう。

やたらと長い前奏(PVはドラマ仕立て)が終わって、いよいよ画面に歌詞が……

 

 

 

か、歌詞が読めない?! Σ( ̄□ ̄;

 

 

 

台湾の歌だからか画面に表示される歌詞が、繁体字で書かれています。
同じ漢字に見えても、簡体字に慣れた身では一部しか読めません!

幸い、ピンイン付きのカンペを持っていたので、事なきを得ましたが危なかった。

 
その後、調子に乗って大事MANブラザーズバンドの「それが大事」を熱唱したところ
会場はやたらとノリノリになったので、ちょっとびっくりする。

この曲のよさが判るのかと思っていたら、中国版カヴァー曲があったんですね。

他にもあれこれ歌わせてもらいましたが、熱唱し過ぎたせいか喉がかすれ気味。
でも、じつに5年ぶりくらいのカラオケでしたが、とても楽しかったです。

やっぱり『Music is no border(音楽に国境はない)』って、本当なんですね。

2005年12月24日

●セピア色の街で (上海影視楽園)

過去の街並みや、海外の街並みを模したテーマパークが好きです。

日本では京都にある太秦映画村であるとか、伊勢の戦国時代村(現:安土桃山文化村
愛知県犬山市のリトルワールドなど、足繁く通ったものです。

とても手軽に、まるで違う世界に迷いこんだ気分に浸れるのがいいんですよね。

そんな異世界、別時代を楽しめる場所が、ここ上海にも存在していて
前から興味があったのですが、ようやく訪れることができました。

上海影視楽園 上海影視楽園 上海影視楽園 上海影視楽園

上海の映画村こと上海影視楽園は、上海市郊外の南西部に位置します。

1999年に完成した映画、ドラマの実物大風景セットを備えた大型屋外スタジオで
1930年代のオールド上海の街並みを中心に、いろいろな舞台が用意されています。

実際の撮影に使われており、織田裕二主演の「TRY」などもここで撮影を行なったとか。

体育館内の上海旅遊集散中心からツアーが出ていますが、他の旅遊バスと違い
1日に一往復するだけなので、時間的に融通が効かないため注意が必要です。

チケットは往復運賃と入場料込み60元で、朝はなんと8時40分の出発。

ぼくらはいつものバスで行くのかと思っていたのだけれど
乗り場に現れたのは小さな小さなワンボックスカー。

ツアー参加者はぼくらをあわせて7人だけで、ほんとうに小じんまりとしていました。

上海影視楽園 上海影視楽園 上海影視楽園

高速を使って約40分ほどで影視楽園に到着。現地スタッフが近寄ってきて
パンフレットを手渡すと、我々7名のツアー団体を引率してくれます。

まずは入り口からすぐの、西洋風庭園と洋館が立ち並ぶゾーンにある展示館へ。

どこどこが見どころであるとか、何時からは実演アトラクションがあるなど
いろいろと説明してくれるのですが、中国語なのでちんぷんかんぷん。

非常に簡単(かつ意味不明)な説明が終わり、ここからは自由見学でした。

薄暗い館内には映画で使う衣装や小物などが展示されていますが
参観者はぼくたちだけで、灯かりのない場所も多くかなり寂しい雰囲気です。

この寂寥感は、薄曇りの冬空と相まって、ツアーの最後まで付きまといました。

上海影視楽園 上海影視楽園 上海影視楽園 上海影視楽園

1930年代の南京路とその周辺を模した一帯は、とてもノスタルジックな空間。

古い映画で見たような街並みの中を、これまた古めかしい路面電車が走りゆき
まるで当時の上海にタイムスリップしたような気分を楽しむことができます。

この路面電車は無料で乗車でき、園内をゆっくりと一周してくれます。

残念なのは観光客はほとんどおらず、日本の映画村などで見かける
エキストラなどもいないので、どこかゴーストタウンのようです。

賑やかで大勢の人が行き交う南京路とは、すこしかけ離れた雰囲気でした。

パンフレットによれば馬車なども走っているそうですが見当たらず
人力車の兄さんがやたらと記念写真をすすめるばかり。

それでも裏通りの石庫門や、大きな大聖堂、蘇州河港区などムードは満点でした。

上海影視楽園 上海影視楽園 上海影視楽園

そんな上海の映画村ですが観覧範囲はとても狭く、アトラクションの
見学時間も含めて3時間もあれば十分に楽しめます。

帰りの時間が13時半と早めなので心配していましたが、ちょうどよい時間でした。

お昼からは観光客が増えて少しは賑やかになりましたが
朝早くはかなり閑散としていて寂しい雰囲気です。

お金に余裕のある人はタクシーをチャーターして、昼前から出かけたほうがよいかも。

ただし、お帰りの際に現地で拾ったタクシー(松江区登録)は上海市内に
乗り入れることができないそうなので、ご注意くださいませ。

 

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上海影視楽園
上海市松江区北松公路4915号 (上海旅遊集散中心よりツアーあり)
営業 8:00~17:00
入場 50RMB

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