●今にも泣き出しそうな、この空の下で
様々な事象が数倍速で流れていく上海では、出会いと別れのサイクルもまた速い。
たくさんの人たちと出会う反面、幾人もの大切な仲間たちを見送ってもきた。
生まれも育ちも違う人たちが、遠い異国の地であるここ上海にて出会う。
それは奇跡にも似た縁(えにし)の巡り合わせであり、かけがえのないものだと思う。
ぼくはこの街での出会いを大切にし、縁を紡ぐお手伝いをしてきたつもりだ。
それがぼくに出来るわずかばかりの恩返しであり、感謝の気持ちを形にしたもの。
その活動はとても小さくて、ささやかなものだったかもしれないけれど
それでもいくつもの花を咲かせ、実を結ぶことができたように思う。
もし、その実を受け取ったと感じてくれた人は、どうかそれを次へと伝えて欲しい。
そうやって縁と縁を繋いでいけば、それは網の目のようにこの街中へと広がり
帰国者を通じて日本へと、やがては世界を被い尽くす大きな繋がりへとなり得る。
世界のどこに居ても、大切な仲間たちと繋がっていることができる。
それはとても大切なことであり、とてもしあわせではなかろうか。
時に西暦2008年1月7日、旅立ちの日。
ぼくはこの地を去るけれど、それはけして永遠の別れではなく
いつでもどこでも、仲間たちと繋がっていられると信じている。
今までどうもありがとう。愛してるよ上海! そしてここで出会った大切な仲間たち!









